実は各社で違いがある耐震実験動画 3つチェックポイント

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こんにちは、ゆらなべです。

展示場に行くとよく耐震実験の動画が流されています。
「地震に強い家」というのは判断材料として大きな割合を占めると思いますが、結局どの動画をみても「こんなすごい揺れでも大丈夫」となるだけで、どう比較して判断してらいいのかわかりせん。
そこで、各社の動画を比較するうえで微妙に違うポイントをいくつかあげたいと思います。
あくまでも個人的な考えであったり、営業さんの言葉の受け売りだったりしますが、よかったら参考にしてみてください。

複数のパターンの地震を想定した実験を行っているか

一概に地震といっても発生原因や発生場所によって揺れ方が違います。
あるパターンの揺れに耐えられるからと言って実際の地震で大丈夫とは言えません。
そのため、過去に起こった地震を再現した揺れであったり、今後起こるであろう地震を想定した揺れで実験を行っているか、確認してみるとよいでしょう。

複数回連続して実験を行っているか

地震というものは1回発生して終わりではありません。
本震だけでなく、余震も含めて大規模な地震となる場合があります。また、小規模な地震も含めると、かなりな数の地震が発生するでしょう。

熊本の地震など、1回目の大規模な地震では倒壊せずに耐えたけど、次の地震で倒壊してしまい、結局逃げ遅れてしまった、となってしまう場合もあります。
1回の揺れで終わりではなく、複数回の揺れを確認している実験で問題ないことが確認できたほうが、より地震に強い家を建ててくれる期待が持てるのではないでしょうか。

実験機器と実験対象の結合部分はどうなっているか

ほとんどのハウスメーカーの耐震実験動画は機器と家が直接接合されているようです。家がどんなに頑丈で、地震に耐えられるかもしれませんが、家と基礎をつなぐボルトが破損し家が基礎から滑り落ちてしまった、といったことが発生する可能性があります。

ヘーベルハウスでは実験機器の上に基礎を造り、その上に家を造って実験しているようです。実際に建てる家に近い形ですべて込みの状態の実験で問題ないことが確認できたほうが安心できます。

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